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英国の情報機関が職員募集の新聞広告を出ししました。その条件は2つだけ。

1、人事管理の能力があること。
2、断片的な事実から全体像を描く能力を持っていること。

意外でしょうか?簡単なようですが、実はとても奥が深い内容です。

特に「2」は、漠然とした表現ですが、高いレベルの創造力とそれを裏付ける知識と経験が求められます。

通常の警備のトレーニングでも、イメージ・トレーニングを行う事があります。

例えば、床に1枚の紙が落ちているのを見て何を想像しますか?

その1枚の紙から起こり得るリスクがイメージ出来ますか?

もちろん、単なるメモ用の紙かも知れません。

しかし、もしかしたら発売前の新商品の情報だったり、個人情報など外部に漏れると問題になる可能性のある物かも知れません。

上司が外出先で顧客に説明する為の、大切な資料だったかも知れません。

或いは、会社の重要事項が書かれた書類で、既に情報の一部が外部に持ち出されていたのかも知れません。

たんなる無地の紙だったとしても、誰かがそれを踏んで、足を滑らせて怪我をするかも知れません。

たった1枚の紙から何を、何処までイメージ出来るのか。この創造力は貴重であり、またリスクマネジメントの観点から考えると大きな武器にもなります。

ここでイメージ出来なかった事項は、そのまま潜在的なリスクとして残ります。そして福島原発であったように、「想定外」を口実に言い訳をするような事態になってしまいます。

トレーニングは時と場所を選ぶ事なく、工夫次第で何時でも何処でも出来るものなのです。

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