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Securityに関わる者が心掛けるべき大切な事があります。

オフィサーズ・セキュリティまたはオフィサーズ10(テン)とも言います。その中に、「休みをとる」という項目があります。

菅総理は東日本大震災以降、18日の夜に首相官邸に隣接する公邸に8日ぶりに戻るまでの間、24時間態勢で首相官邸に詰め(視察時などを除く)、危機対応に当たっていたそうです。

首相と同様に官邸に詰めていた枝野官房長官も15、17の両日、官邸の敷地内にあり普段は使用していない官房長官公邸に泊まったそうです。

枝野長官によると、今後は長丁場になることを想定し、「適切な健康管理の下での適切な判断」ができるよう、状況を見ながら首相と交代で夜は官邸を離れる事になるとか。

総理も枝野官房長官も不眠不休で働いています。関係省庁の職員の方々も同じような状況であると聞いています。

国家の最高責任者や重職にある者として当然だと思いますか?答えは全く逆です。

疲労は正確且つ適切な判断力を鈍くします。無理をした結果、体調を崩して休養を要する事態になるようでは意味がありません。

良い仕事をする為にも、十分に実力を発揮する為にも、休養をとる事はとても大切なのです。

個人的には、会見等での作業着姿も疑問です。国内外に「とても大変な事態に対応している」事をアピールしているだけだからです。疲れ果てた様子で会見に臨む枝野長官の姿が、最近は痛々しく感じます。

こんな時だからこそ、スーツ姿で、万全の体調で国民に語りかける事が必要なのではないでしょうか。

私自身、諸々な状況が続いて、自宅に帰る事なく5日間勤務に就いた事があります。

その時も、近所に銭湯があったので夜はしっかりと汗を流しました。下着も、毎日新しい物を購入して着替えました。短い時間でしたが仮眠もとりました。

人間の集中力には限界があります。

訓練や経験等によって、その持続時間には個人差があると思います。しかし、疲労によって確実に発揮出来る能力は下がります。

Securityに関わる者はクライアントの身体生命や財産の安全に対して責任がある以上、しっかりと休養をとる事も重要な仕事なのです。


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全国で不審者や不審な電話が多発しています。

災害に関する不審者が出現しています。

不審者は、警察関係者や役所の水道係りなどと名乗り、放射能の検査で水道水を検査したいと声をかけ、水道水を検査しようとします。

また、押し売りと思われる不審電話も多発しているようです。
犯人は頼んでもないのに「水の注文を受けたのですが」といった内容で繰り返し電話を掛けており、個人情報を聞き出そうとするそうです。

不審な者が訪ねて来たり、不審な電話があった場合は、110番や最寄りの警察署・交番に通報してください。

震災直後にはチェーンメールも多くありました。私の元にも幾つか来ていました。他愛のない物から、不必要に人の不安心理を煽る物もありました。

国家的に危機的な状況にある中で、絶対に許されない行為だと思います。

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福島第1原子力発電所の事故で拡散したとみられる放射性粒子がアイスランドで検出されたと、ロイター通信が伝えています。

日本から飛散したとみられるヨウ素131はカナダ東部ニューファンドランドや米西部にも到達していますが、欧州で検出されたのは初めて。専門家は「北半球全体に広がるまでには数日しかかからない」と話しているそうです。

包括的核実験禁止条約(CTBT)の違反行為を監視する国連機関CTBTOによると、世界63カ所の観測施設のうち、これまでに約15カ所で福島から拡散したとみられる放射性粒子が検出されているという事です。

もはや福島原発の問題は、確実に日本一国の問題ではなくなっています。
また、フランスのテレビが外国の救助隊を活用しない日本当局を批判していました。

フランスの救助隊は、瓦礫に埋まった人を探す最新機器や救助犬を用意したにも関わらず、米軍基地への待機を命じられ、1週間待機で、結局帰国しました。多くの外国の援助隊が、同様に時間だけを浪費して帰国する事となりました。

日本では、外国の救助犬は衛生上の理由で使用が禁止されているそうです。人命救助より、他の国の被災地では活躍する救助犬を衛生上の理由で拒否する姿勢は人命軽視と海外に捉えられかねません。

ボランティアでも同様の状況が発生しています。専門の担当補佐官という役職もあったと記憶していますが、機能している様子が感じられません。

全て、「想定外」の震災で中央機能が麻痺している事が原因です。

東電がフランスに対して援助を求めたとの報道があり、サルコジ大統領が4月1日に予定しています。菅総理との会談のみの短時間の滞在です。
会談を有効なものと出来るのか。援助を受けるだけではなく、それを効果的に活かせるのか。内閣及び菅総理の対応を見守りたいと思います。

Protectionに限らず、Securityの世界において、最悪の状況を想定するという事は必要不可欠です。
それは結果がクライアントの生命、身体、財産に関わる事があるからです。

震災以降、「想定外」という言葉を良く耳にする気がします。

しかし、どのような世界であれプロとして仕事をしている以上、そのような言葉で責任逃れをして欲しくはないし、本来は出来る筈もないのです。


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東京都内や千葉の浄水場からから、乳児の摂取制限を超える放射性ヨウ素が検出されました。

そして今度は、スーパー等からペットボトルの水が消えました。

仕方がない事と言えばそれまでなのかも知れませんが、このヒステリックな反応が、更なる買い占め行為を煽っていると思えてなりません。

冷静さの欠片もないこれらの行為は、見ていて悲しくなります。

そんな中、ネットで心温まる話を目にしました。
とあるスーパーでの母子の会話です。

「お母さん、お水が少ししか残っていないよ」
「家は赤ちゃんがいないから良いよ。他の家の人に残してあげましょう。沸かせば大丈夫なんだから」

我が家でも非常食として確保していた水がありますが、乳児のいる知人の家に半分を送りました。

義捐金や被災地に行く事ばかりではなく、身近に出来る事は沢山あると思います。


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震災に関して、とても重大な事態が発生しています。

12日には福島原発に現地入りし、更に15日早朝には東京電力本社に乗り込んだ人がいます。東京工業大学理学部出身のその人は原子力にとても詳しく、危機感を持っていると語ったそうです。
結局中止になりましたが、21日にも再び被災地を訪れる予定でした。

既にお気付きとは思いますが、全て菅総理の言動です。そして申し訳ないとは思いつつも、全て政権維持の為のパフォーマンスにしか見えません。

総理大臣が移動するともなれば、直近で動く警護員の他に、現地に先行するチームが存在します。

今回の15日のケースであれば、東京電力の本社に先行し、敷地や施設の内外の形状から、全ての出入口及び各導線をチェックします。
更に、出入する(出来る)人物、総理が滞在する時間帯に社内にいる人物を把握します。

当然ながら、東京電力でもこの作業に拘束される人物は1人や2人ではありません。当該時間帯の業務がほぼ完全にストップすると考えて間違いありません。12日の福島原発でも全く同じです。

21日も実施されていれば、同じ状況になったでしょう。被災者の救援活動、復興の作業の多くがストップします。

これは果たして、今するべき事でしょうか?

話を聞きたいなら担当者を呼びつければ良い訳で、東京電力としても割かれる戦力は余程少なかった筈です。敢えて自ら動いたのは、パフォーマンスの為としか思えません。

もしもそうではなく、意気込みだけで動いているとしたら、警護を受ける人間としては失格というしかありません。

本来であれば、警護員が行動するリスク等を説明して予定を変更させるべきだったと思います。だからこそ警護員の大切な任務の中には、「対象者の教育」も含まれるのです。

しかし、これはマニュアル上の事であり、現実にはとても困難な業務である事は、私自身も実際の業務で経験しています。

対象者から近所のコンビニに行きたいと言われた事がありました。警護員が代わりに買い物に行く事を提案しましたが、拒否されました。

当時、ある程度リスクが高まっており危険な状況ではありましたが、その分、対象者としてもストレス発散を兼ねて自ら店に行きたいのだろうと推測されました。そして、やむを得ず、警護員同行で買い物に行きました。

対象者が「行く」と言い張れば、基本的には警護員はそれに従わざるを得ません。だからこそ、警護を受ける人間(警護対象者)には、その立場にふさわしい覚悟や意識、思考方法が求められるのです。





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