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震災に関して、とても重大な事態が発生しています。

12日には福島原発に現地入りし、更に15日早朝には東京電力本社に乗り込んだ人がいます。東京工業大学理学部出身のその人は原子力にとても詳しく、危機感を持っていると語ったそうです。
結局中止になりましたが、21日にも再び被災地を訪れる予定でした。

既にお気付きとは思いますが、全て菅総理の言動です。そして申し訳ないとは思いつつも、全て政権維持の為のパフォーマンスにしか見えません。

総理大臣が移動するともなれば、直近で動く警護員の他に、現地に先行するチームが存在します。

今回の15日のケースであれば、東京電力の本社に先行し、敷地や施設の内外の形状から、全ての出入口及び各導線をチェックします。
更に、出入する(出来る)人物、総理が滞在する時間帯に社内にいる人物を把握します。

当然ながら、東京電力でもこの作業に拘束される人物は1人や2人ではありません。当該時間帯の業務がほぼ完全にストップすると考えて間違いありません。12日の福島原発でも全く同じです。

21日も実施されていれば、同じ状況になったでしょう。被災者の救援活動、復興の作業の多くがストップします。

これは果たして、今するべき事でしょうか?

話を聞きたいなら担当者を呼びつければ良い訳で、東京電力としても割かれる戦力は余程少なかった筈です。敢えて自ら動いたのは、パフォーマンスの為としか思えません。

もしもそうではなく、意気込みだけで動いているとしたら、警護を受ける人間としては失格というしかありません。

本来であれば、警護員が行動するリスク等を説明して予定を変更させるべきだったと思います。だからこそ警護員の大切な任務の中には、「対象者の教育」も含まれるのです。

しかし、これはマニュアル上の事であり、現実にはとても困難な業務である事は、私自身も実際の業務で経験しています。

対象者から近所のコンビニに行きたいと言われた事がありました。警護員が代わりに買い物に行く事を提案しましたが、拒否されました。

当時、ある程度リスクが高まっており危険な状況ではありましたが、その分、対象者としてもストレス発散を兼ねて自ら店に行きたいのだろうと推測されました。そして、やむを得ず、警護員同行で買い物に行きました。

対象者が「行く」と言い張れば、基本的には警護員はそれに従わざるを得ません。だからこそ、警護を受ける人間(警護対象者)には、その立場にふさわしい覚悟や意識、思考方法が求められるのです。





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