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福島第1原子力発電所の事故で拡散したとみられる放射性粒子がアイスランドで検出されたと、ロイター通信が伝えています。

日本から飛散したとみられるヨウ素131はカナダ東部ニューファンドランドや米西部にも到達していますが、欧州で検出されたのは初めて。専門家は「北半球全体に広がるまでには数日しかかからない」と話しているそうです。

包括的核実験禁止条約(CTBT)の違反行為を監視する国連機関CTBTOによると、世界63カ所の観測施設のうち、これまでに約15カ所で福島から拡散したとみられる放射性粒子が検出されているという事です。

もはや福島原発の問題は、確実に日本一国の問題ではなくなっています。
また、フランスのテレビが外国の救助隊を活用しない日本当局を批判していました。

フランスの救助隊は、瓦礫に埋まった人を探す最新機器や救助犬を用意したにも関わらず、米軍基地への待機を命じられ、1週間待機で、結局帰国しました。多くの外国の援助隊が、同様に時間だけを浪費して帰国する事となりました。

日本では、外国の救助犬は衛生上の理由で使用が禁止されているそうです。人命救助より、他の国の被災地では活躍する救助犬を衛生上の理由で拒否する姿勢は人命軽視と海外に捉えられかねません。

ボランティアでも同様の状況が発生しています。専門の担当補佐官という役職もあったと記憶していますが、機能している様子が感じられません。

全て、「想定外」の震災で中央機能が麻痺している事が原因です。

東電がフランスに対して援助を求めたとの報道があり、サルコジ大統領が4月1日に予定しています。菅総理との会談のみの短時間の滞在です。
会談を有効なものと出来るのか。援助を受けるだけではなく、それを効果的に活かせるのか。内閣及び菅総理の対応を見守りたいと思います。

Protectionに限らず、Securityの世界において、最悪の状況を想定するという事は必要不可欠です。
それは結果がクライアントの生命、身体、財産に関わる事があるからです。

震災以降、「想定外」という言葉を良く耳にする気がします。

しかし、どのような世界であれプロとして仕事をしている以上、そのような言葉で責任逃れをして欲しくはないし、本来は出来る筈もないのです。


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