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対象者が子供の警護は、ある意味最も難しいと言えると思います。
突然走り出す。転ぶ。そして疲れて寝る。その行動の先読みが非常に難しいのです。それに比べれば、我侭でも大人の警護はまだシンプルなのかも知れません。
警護員としてついている以上、その子供が勝手に転んで怪我をしても、それは警護の失敗です。
子供は重心位置が高いので、坂道や階段など、バランスを崩しやすい場所では転倒する可能性が高くなります。そういう場所では、すぐに手を差し伸べられるポジションをとるなど、危険を先読みする必要があります。
混み合った場所を移動する時などは、身体の小さな子供は目立たないので周囲の人にぶつかる可能性があります。
遊園施設など興味を引く対象が多ければ、急に走り出す事も考えられます。警護員としては、そういう所まで予見する必要があるのです。
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ある企業の取締役を勤める方の、自宅の警備についていた時の事です。
施設警備の1つの形態で、私邸警備という業務になります。玄関先にBOXを用意して1名がそこで警戒にあたり、1名が車両にて巡回するという形で勤務していました。
施設警備の1つの形態で、私邸警備という業務になります。玄関先にBOXを用意して1名がそこで警戒にあたり、1名が車両にて巡回するという形で勤務していました。
私は別の現場の都合で、業務が開始してから1ヶ月遅れてその勤務についたのですが、いきなり唖然とさせられました。使用している車両の中がゴミや埃だらけで、洗車もしばらくしていない状態だったのです。
その日の私の休憩時間は、車両内外の清掃で終ってしまった事は言うまでもありません。では、どうして車両の清掃が必要なのでしょうか?
単なる見た目の問題?潔癖症だから?
いえいえ、それにも業務上重要な理由があるのです。
単なる見た目の問題?潔癖症だから?
いえいえ、それにも業務上重要な理由があるのです。
会社から預けられている車両ですから大切に扱う事は言うまでもないのですが、緊急時にはその車両に対象者やその家族を乗せる可能性もあります。
例えば放火などをされた場合、屋外に避難した対象者をそのまま立たせておく訳にはいきません。
最寄りのホテルや、必要であれば警察などに行く事になります。当然ながら、その際には車両を使用することになります。
そう考えれば、警備車両を内外共に綺麗にしておく事は当たり前で、その意味も理解出来ると思います。
最寄りのホテルや、必要であれば警察などに行く事になります。当然ながら、その際には車両を使用することになります。
そう考えれば、警備車両を内外共に綺麗にしておく事は当たり前で、その意味も理解出来ると思います。
日頃使用する自分達の都合しか考えていないので、汚れたままの車両でも平気だったのでしょう。しかし、本来このような事は業務以前の問題です。
自分達の任務が何なのか。何を求められており、どういう準備が必要なのかを考えれば、当然のごとく注意していなければいけない事なのです。
自分達の任務が何なのか。何を求められており、どういう準備が必要なのかを考えれば、当然のごとく注意していなければいけない事なのです。
貴重品の運搬も全く同様です。
走行中に周辺の車両にどう注意するのか?どういう時が危険なのか?それが分かっていなければ仕事になりません。
走行中に周辺の車両にどう注意するのか?どういう時が危険なのか?それが分かっていなければ仕事になりません。
実際に、2億円近い金額の移動に立ち会った事があります。
但し、この時は対象者が小切手を持っていたので、周囲からはそれ程の高額の移動をしている事など気付く筈がありません。
業務としても、正確には貴重品の運搬ではなく、小切手を持っている対象者の身辺警護でした。しかし、言うまでもなく注意するべきポイントに違いはありません。
対象となる施設や人に近付くリスク(不審者や不審車両、不審物など)はないか。
対象者の進行方向や行動を先読みして、その先に危険を感じるポイントはないか。
対象者が施設に出入りする時、動きが止まる瞬間、そして動き出す瞬間は、最も危険なタイミングです。事件や事故の多くは、ここで発生しています。という事は、その瞬間は最も注意しなければならないタイミングの1つとなります。
対象者の進行方向や行動を先読みして、その先に危険を感じるポイントはないか。
対象者が施設に出入りする時、動きが止まる瞬間、そして動き出す瞬間は、最も危険なタイミングです。事件や事故の多くは、ここで発生しています。という事は、その瞬間は最も注意しなければならないタイミングの1つとなります。
大切な事は、いかに「対象者」の周辺からリスクを減らすかであり、その意味で施設警備も交通誘導も、貴重品運搬も、そして身辺警護も、何も違いはないのです。
身辺警護業務は対象者の傍を歩くだけ(歩いている時だけ)の仕事だと思われがちですが、実際には対象者の生活全てに対して警備を行います。
必然的に、対象者の自宅や勤務する会社施設に対しても警戒しなければなりません。
施設の死角は何処にあるのか?不審者が近づけそうな場所や隠れる事が出来る場所はないか?
もっと単純に、通常の生活上危険だと思われる場所はないか。
階段は、廊下は、ベランダは、玄関は・・・。対象者やその家族に子供や年配の方がいれば、手すりをつけたり、段差を少なくするなど、そういう視線も必要になります。
そうやって危険なポイントを可能な限りなくしていく。これはそのまま施設警備に繋がります。
車両や通行人の誘導、雑踏や群集の整理も同様です。
何処から人や車両が出て来るのか、何処でその流れが変わり、何処で止まるのか。どのポイントが危険なのかを予測し、スムーズな移動を促す。
これも警護の視点があれば難しい事ではありません。
必然的に、対象者の自宅や勤務する会社施設に対しても警戒しなければなりません。
施設の死角は何処にあるのか?不審者が近づけそうな場所や隠れる事が出来る場所はないか?
もっと単純に、通常の生活上危険だと思われる場所はないか。
階段は、廊下は、ベランダは、玄関は・・・。対象者やその家族に子供や年配の方がいれば、手すりをつけたり、段差を少なくするなど、そういう視線も必要になります。
そうやって危険なポイントを可能な限りなくしていく。これはそのまま施設警備に繋がります。
車両や通行人の誘導、雑踏や群集の整理も同様です。
何処から人や車両が出て来るのか、何処でその流れが変わり、何処で止まるのか。どのポイントが危険なのかを予測し、スムーズな移動を促す。
これも警護の視点があれば難しい事ではありません。
警備業は大きく4種類に分類されます。
施設警備・・企業のオフィスなど施設内外で警備につく、もっとも一般的な形態です。
雑踏・交通誘導警備・・一般の公道や施設などで、車両や人を誘導し、整理する業務です。。道路工事などで見られる警備はもちろん、花火大会などイベントの警備もこの形態です。
貴重品運搬警備・・銀行や商業施設などに現金や貴金属など貴重品を運搬する業務です。
そして、人の身辺において警備にあたる身辺警備業務(警護)です。
それぞれ一体何が違うと思いますか?実は、何も違いはありません。
それぞれ一体何が違うと思いますか?実は、何も違いはありません。
もちろん、形態は違います。それぞれに難しい点や注意点は異なります。個人的な向き不向きもあるでしょう。しかし、警備というその本質においては同じなのです。
そして同時に、警護はその全ての基本となっていると言う事も出来ます。
逆に言えば、技術・知識共に警護業務がしっかり身についていれば、他のどの業務でも対応出来るのです。