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 施設の巡回の場合、1日の最後に、いわゆる最終巡回というものを行います。(施設の営業形態や状況によって異なると思いますが)

 この時には、正にあらゆる可能性を考えて実施します。棚の後ろに挟まっている人がいないか、トイレの個室内で倒れている人はいないか。子供も多数出入りするスーパーなどでは、更に徹底して什器の僅かな隙間も1つ1つ確認します。

 それこそ常識的にはこんな所には誰も入り込まないだろう、というような場所でも、1%でも人が入る可能性があるのであれば確認します。

 実際に、店舗の営業中に店内に隠れて、閉店後人がいなくなってから忍び出て商品を物色し、ゆっくりと好みの物を持ち出すという手口の犯罪が行われた事があります。どんなに厳重な警戒をしていても、中から出る事は可能なのでこの犯罪が成り立つ訳です。もちろん、多くの場合は複数犯で、車両等を使って朝には大量の商品がなくなっているという事になります。

 万一に備えた仕事だからこそ、全ての可能性を考えて、それに備えなければならない。警備業とはそういう仕事なのです。

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 施設などに24時間態勢で常駐していて、何か問題が起こるのは年間で数える程です。場所によっては殆どないケースの方が多いかも知れません。

 ホームセキュリティーなどでも、実際に不審者などに遭遇する確立は決して高くはありませんし、巡回などをしていても殆どの場合異状はありません。では、それは全てくたびれ儲けなのでしょうか?

 何事もなくても、それでも巡回は必要ですし、ホームセキュリティーも、施設の警備の必要性はあります。
 先に書いた洗車の件にしても同様です。万一に備えて必要と思われる事は、警備としては実施しなければなりません。

 仮に、普段使わない車両だからと言って洗車をしていなかったら、そしてその時に限ってその車両を使用する事になったら。汚れたままの車両で外出する事になり、対象者に恥をかかせる事になるかも知れません。
 これもProtectionとしては重大な、あってはならないミスになるのです。

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 Protectionはもとより、警備はくたびれ儲けの多い仕事です。

 ある現場での出来事でした。その日、対象者が客と共に外出する予定が入った為、念の為に普段は使用しないバンタイプの車両を洗車しました。大型のバンだった為、手間も時間も掛かって一苦労でした。

 しかし、結局普段使用しているセダンを使用する事になり、客とは別々に出掛ける事になりました。その時の対象者は車を3台持っていたので、こういう事は少なくありませんでした。

 この時、メンバーの1人が「くたびれ儲けだった」とこぼした事がありました。
 しかし、ちょっと考えてみれば分かる事ですが、そもそも警備という仕事は万一に備えた仕事です。一種の保険として考えられている所もあります。

 そういう立場を受け入れられるかどうか。そこで「くたびれ儲け」と感じるか、やりがいを感じられるかの違いになると思います。

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 先日、生まれて初めての経験をしました。

 場所は都内の駅。改札を出た所で、2人の男性の姿が目に止まりました。

 一見、普通の男性です。2人で談笑しており、周囲の人達は特に気に留めている様子はありませんでした。

しかし、よく見ると2人共イヤホンをしています。携帯電話のイヤホンマイクのようにも見えましたが、よく見れば手にした上着で隠していたものの、1人は無線機の本体を手に持っていました。


 警備かな?私服での警護も私自身経験しているので、そんな事を考えていました。しかし、少し離れた所にもう1人の男性が、やはりイヤホンを差して立っていました。

 私服の男性が3人。いずれも無線機をつけて改札付近に目を光らせている。明らかに普通の状況ではありません。この時点で恐らく警察だと気付きました。
 しかし、時既に遅し。じっくりと3人の男性を見ていた事で不審がられてしまったようで、彼らの視線を感じました。

 素知らぬ様子を装って、通り過ぎようとした時、1人が声を掛けて来ました。

「すいません」

 言いながら私の肩を叩き、警察手帳を開いたのは、3人目に気付いた20代後半と思しき若い私服警察官でした。


 それから二言三言言葉を交わし、当然ながら疑いはすぐに晴れました。

「失礼しました」

 そう言ったのは、少し離れた所で見ていた年配の男性。話をしている間に近付いて来ていたのです。少なくとも、私服警官が4人は張り込んでいたという事です。

 別の男性を探していて、特徴が似ていたとか何とか言っていました。その上、確かに私の目付きも悪かったかも知れません(何だこいつら・という気持ちと共に睨み付けてしまったと思われる)。

 しかし、まさか職質を受ける事になろうとは。
 とは言え、貴重な体験は少なからず楽しいものでもありました。

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 夜間であれば、対象者のいる施設の警戒と共に、警護車両の整備や洗車などをする事になります。

 洗車や整備も、本格的にやろうとすると意外と時間が掛かるので、主に夜間に行います。基本的には毎日洗車して、翌朝、対象者を乗せる時には中も外もピカピカにしておきます。整備もきちんとしておかないと、対象者を乗せて移動中にエンジントラブルで立ち往生などという事になったら大変です。


 対象者を乗せていない時でしたが、車両がエンストをおこし、確認したらバッテリー液が減っていた、という事がありました。ついつい整備を怠ると、こういう事になってしまうのです。

 洗車が終了し、対象者の自宅周辺の警戒も終了した後に、最後の仕事があります。地味ながら重要なのが、その日1日の記録をつける事です。
 警備会社であれば日報などがあると思います。これは必ず、その日に内に行う事をお勧めします。翌日に回してしまうと、意外と大切な事を見落としてしまう事があるのです。


 その後、漸く休憩(仮眠)となります。お疲れ様でした。

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