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 昼夜を問わず、食事時であれば当然ながら外出先でそのまま食事をする事になると思います。

 その際に、「この近くでしたら○○の店がありますよ」と言う事が出来れば、対象者もそれに従う可能性があります。事前の情報によって、対象者の行動をコントロールする事も可能だという事です。

 1人で昼食などを済ませる場合は基本的に立ち食い蕎麦などになります。当然ながら、何時何が起こるか分からないので、レストラン等に入ってのんびり食事という訳には行きません。


 時には、対象者の食事に同席する事もあるかも知れませんが、私自身の場合は、そういうパターンは多くはありませんでした。
 従って、外で手早く済ませるか、対象者が自宅に戻ってから、という事が多かったですね。その方が、自分としても落ち着いて食事・待機が出来ます。

 食事の為に対象者への対応に遅れるよりは、空腹に耐える方が良いと考える警護員は、(少なくとも私の回りには)少なくなかったと思います。

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 朝は、前日からの引継ぎなどを行うと共に、当日の対象者の行動予定を確認します。

 外出先が分かっている場合には、その住所や施設名を確認します。更に、その場所までのルートと、それに応じて渋滞状況などを確認します。高速にしろ一般道にしろ、渋滞しているようであれば予定よりも早く出発する必要が生じます。


 もちろん、大規模なイベントなどの場合には、可能であれば前日までに現地に行って実際の状況を確認(つまりアドバンス)しておく事になります。


 移動ルートは基本のモノの他に、迂回用や緊急用を確認しておきます。また、そのルート上や、目的地周辺の警察、消防、病院など緊急施設の有無や場所も確認する事になります。


 更におまけで、時間や状況が許すのであれば、目的地周辺に対象者の好む様な店(ブランドや飲食店など)があるかどうかも確認しておきます。

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 警護員の日常を少し書き出してみようと思います。


 もちろん、現場や対象者の状態、会社の方針などによっても異なると思いますので、あくまでも一例という事になると思います。


 朝、対象者と合流して、会社や外出先に同行して、最終的に自宅に送り込んで終わり、と考えている人は流石にいないと思います。

 会社や外出先、自宅のいずれの場合でも、対象者が施設に入った場合には、そのまま施設の警備に切り替わります。
 可能な範囲で施設内部も確認し、不審者や不審物がない事を確認します。その後は、必要に応じて対象者のいる部屋やフロア、若しくは施設の入口で、そこに出入りする者を警戒する事になります。


 しかし、以前ある外資系企業の警備として入る際に、担当者から
 「今まで身辺警護を主にやっていたという事は、施設の警備は初めてですね?」と言われた事があります。

 まあ、それが一般の人の認識なのですね。

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 私は、警備業に入る以前は書店の店長をしていました。という事で、今回は1冊の本を紹介したいと思います。 


「防壁」 真保裕一(著) 講談社文庫


 SP


 短い作品なので、気軽に読めると思います。


 他に、消防士や海上保安庁など「戦う公務員」達の姿が熱く描かれています。

 

(セキュリティ・ポリス)=警視庁警備部警護課に勤務する人達を描いた作品です。

 警護課に配属され、担当の警護対象者についた日から、スケジュールは対象者次第で休日はあってないようなもの。そういった現場業務の地味な一面も描かれており、経験者でも面白く読めると思います。警護員の動きそのものも、よく描かれていると思います。

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 対象者との同行中に、暑いからと言って上着を脱ぐ訳には行きません。冬でも基本的にコート等を着る事はありません。

 上着を脱げば装備が丸見えになりますので警戒レベルが外部からも明らかになってしまいます。逆にコートなどを着ていると、万一の時に装備を出しにくくなります。勤務が続いて疲れているからと言って、勝手に休憩する事など出来る筈もありません。

 暑い寒いなどというのは泣き言だ、と先輩から言われた事があります。その時は反感も覚えましたが、実際の業務についてみれば、そんな事を言っている暇がない事が理解出来る筈です。

 暑さ寒さ、疲労にも耐えて、もちろん警戒を怠る事なく、ひたすら対象者を待ち、付き添う。ある意味、とても献身的な仕事だと言えると思います。


 これは最早、技術云々ではなく精神論です。格闘技などスポーツの世界でもそうですが、結局最後はこういった精神面の問題になります。これは指導して変る部分もあるとは思いますが、多くは個人の問題だと思います。

 そういう意味でもProtectionは難しいと言えるかも知れませんね。

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