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警備員として優秀かどうか分かれるポイントとして、スイッチの切り替えが出来るかどうか、という事があります。
ONとOFFの切り替えが出来ること。これは日常生活においても非常に重要です。

前回、より良い仕事をする為に、休憩(休養)は必要だという事を書きました。
人間の集中力には限界があります。仕事中だからといって休憩もなしに動き続けていれば、集中力は確実に下がります。肉体的・精神的な疲労は判断能力にも影響するので適時休憩を取ることは非常に重要です。

時々、休まずに働き続ける事がプロであると勘違いをして休憩を取らない人がいます。こういう人は、得てして部下にも同様の事を強要するので厄介です。

勤務中であっても休む時にはしっかり休む。何でもないような事ですが、こういうスイッチの切り替えも必要なのです。メリハリと言っても良いでしょう。これには経験もそうですが、性格的なものも関係してきます。それを業務の為に、如何にコントロールするかという部分が重要になります。

警備員や警護員にとって、身体の大きさや格闘技などの経験といったハードの部分は確かに大切ですが、こういったいわばソフトの部分も大切なのです。

人間の心理には、理解出来ない(またはしたくない)出来事に遭遇したとき、思考を停止させて精神的な均衡を保とうとする働きがあります。

咄嗟の出来事で頭が真っ白になった・という状態がそれです。

これは人間の自然な反応であり、ある意味仕方がない事なのですが、反面Securityに携わる者としてはあってはならない事であるとも言えます。
事件や事故は突然起こるものなので、そこで意識の切り替えが出来ないと意味がないのです。

こういった様々な状況における意識の切り替えや準備を「マインドセット」と呼びます。

休憩中など気を抜いている時(または単にボーっ、としている時)に事案が発生した場合、瞬時に気持ちを切り替える事も、普段から意識していないと簡単な事ではありません。

咄嗟の場合に、オロオロとうろたえるだけの人間では、当然ですが警護や警備として、その義務を果たす事は出来ません。これには経験とトレーニングが必要ですが、何よりも常日頃の心構えが必要です。

緊急時には誰でも判断能力が下がります。こういう事があったら、こうしよう。あんな事になったら、あそこに行こう。普段からイメージトレーニングをしておく事で、意識の切り替えも出来るようになるのです。

これは一般の方々でも全く同じです。

街中で突然のトラブルに巻き込まれる事や、女性が夜道で襲われるような事を考えても、非常に大切だという事が分かると思います。

子供に対しては、逃げろと言っても何処に行けば良いのか分からない可能性があります。従って、例えば学校への登下校路を一緒に歩いて、コンビニや子供110番の家など、逃げ込む先を具体的に話し合っておく事が必要になります。

これも万一に備えたマインドセットの1つであると言えると思います。

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