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ある日、3人の小学生を現行犯で捕えました。
初犯だったようで、大人しく指示に従い、こちらの質問にも答えてくれました。なんと付近の小学校では、その店は絶対に捕まらない、捕まえないという話で有名だという事でした。
これには驚きました。しかし、これで怖い思いをした3人は学校でもその話をする筈で、おそらく良い意味での広告塔になってくれる事を期待しました。
初犯だったようで、大人しく指示に従い、こちらの質問にも答えてくれました。なんと付近の小学校では、その店は絶対に捕まらない、捕まえないという話で有名だという事でした。
これには驚きました。しかし、これで怖い思いをした3人は学校でもその話をする筈で、おそらく良い意味での広告塔になってくれる事を期待しました。
小学生達の話を裏付けるように、学校帰りの高校生や中学生。明らかに部活帰りの子供達が、ごく平然とドリンクやアイス、スナックのコーナーに行き、そして周囲の目を盗んで窃盗を行っていました。毎日のように数十名の不審者を確認していたのです。
彼らには彼らなりの嗅覚のようなものがあるらしく、すぐにこちらの存在に気付いて行為を中止しましたが、目を離せば確実に実行していたでしょう。
柱の陰でバッグを開いて商品を入れたり、仲間が盾になって人目を遮って実行するような悪質なケースもありました。殆どがドリンク1~2本というところで、被害額としては大きいものではりませんでしたが、言うまでもなく塵も積もれば・・・という事です。
我々の勤務が始まってから約1ヶ月後には、一般の不審な行動をとる中高生は殆ど見掛けなくなりました。
残るは問題の少年達でした。
少年達は、ほぼ毎日のように特攻服で来店していました。
1人で来る時はおとなしく購入しますが、複数で来ると我々の視線を避けるように動きます。警戒されていると分かっていて窃盗行為に及ぶ事は考えられませんでしたが、それでも目を離す訳には行きません。
何より、他のお客様達が彼らを恐れ、それによって大切な顧客を失う事があってはいけません。しかし、少年達も大人しく商品を購入している時には間違いなく「お客様」であり、乱暴な対応をする訳には行きません。
そうやって終わりの見えないイタチごっこが続くようになりました。
しかし、その間にも時間を浪費していた訳ではありません。店での日々の警戒と並行して、我々は少年達についての調査を開始しました。
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