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 近所の住民や、以前の彼らの立ち回り先などに出向いて、彼らについての話を聞きました。

 その住所、氏名、年齢、家庭環境、家族構成、学歴、職種、交際関係などなど。バラバラだったパズルのピースが少しずつ繋がっていくと、彼らの行動の理由も見えて来るようでした。

 多くの少年達は家庭環境に問題を抱えており、同情の余地もありました。しかし、家庭に何一つ問題がないという事も、逆にあり得ないのです。自分達の行為を家庭のせいにするのは間違いであり、犯罪行為に及ぶ口実にはなり得ません。
 彼らを更生させるような大それた事は出来ないにしても、それ以上の犯罪行為をやめさせる為にも、そろそろ手法を変える段階に来ていました。

 また、徐々に情報が増える中で、少年達の先輩格の人間の中に暴力団との繋がりが見えて来ました。少年達は組織的な窃盗集団として行動しており、その利益が組織に流れている事も推測されました。
 窃盗だけであれば、少年達の小遣い稼ぎで終わったかも知れません。しかし、その盗品の転売という別の話が見えて来ると共に、売買ルートやその窓口になる者達の存在など、少年達だけでは手に負えないと思われる事案が出て来ました。何らかの組織が動いていると考えなければ納得出来ない位の大きな話になって来たのです。

 それらしい人間が定期的に少年達を会っているという情報もあり、その後私達も実際にそういう人物を複数目撃する事になります。

 流石に、そういう人間が私達に直接接触して来る事はありませんでしたが、こちらの存在は認識し、正面からその様子を見に来た事もありました。
 こうなると、対応方法は今まで以上に慎重にならざるを得ません。1つ対応を間違えると大変な事になるかも知れないのです。

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