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 Protectionに護身術は必要でしょうか?

 実際問題として、体術を使うようなシチュエーションというのは警護が失敗した瞬間です。これまでにも繰り返し書いて来ているように、警護や警備の最大の目的は回避だからです。実力行使で対象者を守らなければならない状況は、作り出してはいけないのです。

 米国のシークレット・サービスでも銃の射撃訓練は実施しています。しかし、その技術を使わずに済むシチュエーションを作り出す事がより重要だと教えているといいます。しかし、クライアントの要望には、この要素が必ず含まれます。

 「武術の心得が・・」「やはり強いんでしょうね」など、最初に話をする時には必ずといって良いほどこの点に触れられます。
 もちろん、自分の命を預ける以上、体術を身につけていない人物よりは、多少なりとも身についている人物の方が心強いでしょう。警護員自身としても、それが1つの自信になると思います。私自身も、今でも定期的に護身術のトレーニングに参加しています。

 護身術に限らず、1つの技術を身につけるには、それだけのトレーニングが必要になります。本を読んだり、DVDを見て技術を身につけたつもりになっていても、実際には殆ど役に立たないと言って過言ではありません。

 重要なのは、その瞬間に対応する事が出来るかどうかです。
 相手が腕を掴んで来た、肩を掴んで来た、抱きついて来たなど。その瞬間に素早く反応する事が出来るかどうか。そこが最も重要なポイントになります。

 あっ・・・と思って止まってしまうと、相手の方が先に動いてしまうのでどんどん不利な状況になってしまいます。当然ながら、こういう場合は、腕をこう回して、それから・・・などと考えていて間に合う訳がありません。従って、条件反射的に動けるように、反復練習が必要になる訳です。
 結局、どんな事にも近道はないという事ですね。

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