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街中でのひったくり、商業施設など人の集まる場所での置き引きなど、事件事故のデータを見ているとほぼ毎日のように発生しています。
私自身が勤務する現場でも、置き引き被害は定期的に発生しています。
言うまでもなく、犯罪では悪いのは犯行を犯す者、つまり加害者です。しかし、その幾つかは被害者の心掛けで防ぐ事が出来たのではないかと思う事が少なくありません。
街中を歩いている時に、荷物を道路側に持っている。
荷物を席に置いたままトイレ等の為に離れる。
これはいずれも、犯罪者から見れば絶好の機会以外の何物でもありません。逆に、被害にあわなければラッキーだったとさえ考えるべきだと思います。
犯罪の多くは、被害者の隙をついて行われます。従って、隙をなくす事でその多くを回避する事が出来ます。
少なくとも、犯罪に巻き込まれる可能性を減らす事は出来ると思います。この考え方は、警護業務と全く同じです。
身辺警護というと、映画やドラマでは襲撃にあってからその危機を逃れるまでを描かれる事が多くなります。
しかし、実際の警護業務では、仮に結果として無事であっても危険に巻き込まれた時点で警護は失敗です。
大切なのは、如何に対象者から遠い所でそのリスクを押さえるか。結果として、如何にリスクを回避するかという事なのです。
最近はTVなどでもひったくり被害が多い事などを取り上げて、街中を歩く際の注意事項として荷物の持ち方を注意しています。
携帯電話での話に夢中になって、背後から近づいた犯人に気付かずに被害にあうという事増えているようです。
しかし、防犯セミナーなどでこの手の話をすると、初めて聞いたという反応に接する事が少なくありません。
商業施設などで荷物を手放している人に置き引きに対する注意喚起をしても、「何を言っているの?」「ちょっとくらいいいじゃないか」といった反応が少なくありません。
我々からすれば常識的な事でも、残念ながら、一般の方の防犯に対する意識は、そういったレベルに留まるのかも知れません。
だからこそ、我々の存在やその知識が世の中で多少なりとも役に立っているのかも知れませんが、被害にあって辛い思いをする方が1人でも減る事を願うばかりです。


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