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警護員が護るべきもの。それは当然ながらクライアント=警護対象者の身体・生命です。いわゆるマルタイ。報告書等を書く際にも、対象者の「対」を丸で囲んでそう読ませます。
言うにも書くにも、警護対象者では長いですからね。
いざという時には身体を張ってでも対象者を護る、動く壁などとも言われますね。
それから対象者の家族の生命・身体。
対象者が無事でも、その家族に万一の事があったら問題です。実際に、私が警護についていたあるクライアントには、家族に対する脅迫がありました。
自分の家族の安全が脅かされるとなれば、当然ながら対象者自身の日常業務にも支障が出ないとも限りません。
従って、家族の安全を確保する事も業務内容に含まれるのです。
その他に、対象者の財産、所有物があります。
身体は無事でも財産が奪われた・・・という事では意味がありません。契約料も払って貰えなくなります(笑)
大切にしている所有物、例えば車やペットなどなどでも同じです。万一、そういった物が傷付けられてクライアントのその後の生活に支障が出るような事になれば、それは警護の失敗を意味します。
そして最後に、対象者の名誉・地位があります。これは意外に盲点なのではないでしょうか。
映画などでは銃撃や格闘のシーンが取り上げられる事が多いので、どうしてもそういう派手な部分に目が行きがちですが、実はこういう地味な部分が大勢を占めます。
例えば、海外などでは警護員をつける事が社会的なステータスシンボルである場合があります。
そんな警護員のスーツが汚れていたり、汗臭かったりしていたら、どうなるでしょう。
言葉遣いや身のこなしなどでも同様です。
対象者を護る筈の警護員そのものが、逆に対象者の社会的地位をおとしめる事もあるという事です。
従って、警護員が求められるスキルには格闘術などばかりではなく、ビジネス・マナーや敬語、社会的な一般常識も含まれます。
このようにトータルに対象者を護り、その結果、安堵感、安全、安らぎを提供する事の出来る人。
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